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「般若心経(はんにゃしんぎょう)」とは、真言宗・天台宗・曹洞宗・臨済宗・浄土宗などで広く読まれるお経です。
正式名称を「般若波羅蜜多心経(はんにゃはらみったしんぎょう、プラジュニャーパーラミターフリダヤ)」といい、大乗仏教の空、般若思想を説いた、般若経の1つといわれる経典である。
玄奘三蔵訳とされる経題名は「般若波羅蜜多心経」というが、一般的に「般若心経」と略称で呼ばれることが大半である。
さらに「心経(しんぎょう)」と省略して呼ぶこともある。
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現存している最も古い漢訳文とされる弘福寺(長安)の「集王聖教序碑」にほられたものでは、末尾の部分で「般若多心経(はんにゃたしんぎょう)」と略されている。
各宗派で用いられる際には、頭部に「仏説(釈迦の説いた教え)」や、「摩訶(偉大な)」の接頭辞をつけて、「仏説摩訶般若波羅蜜多心経(ぶっせつまかはんにゃはらみったしんぎょう)」または、「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」とも表記されている。
般若心経は、わずか300字足らずの文の中に、大乗仏教の心髄が説かれているとされており、宗派を問わず読誦経典の一つとして広く用いられています。
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